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お悩み相談 子どもは「勉強した」というが足りていないと感じる

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子どもに「勉強してる?」と聞くと、「やってる」と答えるものの、成績には表れず、勉強時間も少なく感じます。

テストの点数は悪くなる一方ですが、あまりうるさく言いたくないのもあり…

どうすればいいのか悩んでいます。

―中学2年生のお母さまより

お子さんが「勉強した」と思っていても、お母様は「それでは少ない」「改善してほしい」など思っておられるのですね。

こんな時に使えるコーチングのコミュニケーションについて考えてみましょう。

基本スキル「傾聴」

・お子さんの言葉をまずはしっかり受けとる

「そう、勉強やってるんだね」とまずは受け取りましょう。

「それでは少ないわよ」

「でも点数が上がってないじゃない!」とお子さんの言葉を否定して返すと、

言い訳、反発、逃避のスイッチが入ります。

基本スキル「質問」

・Yes / Noで答えられない質問をする

「次のテストの自信はどう?」

「あなたの全力のうち、何%を使ってる?」

「残りの力を使ったら、どんな勉強ができそう?」

お子さんが自分の学習を振り返って見つめ直せる質問です。

お父さんお母さんが傾聴をしっかり行うことで、お子さんは「怒ろうとしていない」「何をしゃべっても大丈夫」という安心感を感じます。

すると、この質問に対してお子さんも素直に話せるようになり、会話から課題や目標が見えてくるようになります。

まとめ

「勉強が足りていないことを分からせよう」「認めさせよう」と論破するような会話は避けましょう。

まずは、お子さんが自分自身のことをどのように捉えているのか、興味から質問をしてみてください。

安心、安全なコミュニケーションの場が、お子さんの学習意欲を後押ししてくれます。

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