サッカーや野球、ピアノに勉強、スイミング…
「伸びてほしい」「できるようになってほしい」と、親が子どものコーチとなって教え、励まし、アドバイスする場面がありますね。
そんなときに注意したいのが「ダメ出し」のコミュニケーションです。
「あーっ、それじゃダメだ」
「ここがよくないなぁ」
「そんな練習のやり方、間違ってるよ」
子どもの行動や言動を見ると間髪入れずに、このような「ダメ出し」をすると、お子さんのやる気や意欲が下がってしまうもの。
そんな時に使えるコーチングの考え、関わりを紹介します。
①「人は欠けている点、不十分な点に注目しやすい」という習性を知ること
ダメ出しをしそうになったら
「今、私はこの子のできていないところばかりに目が向いているな」と自己観察します。
するとそれだけでも、冷静に言葉を選べる自分が手に入ります。
②「良いところ探し」すること
意識して良いところを探していると、お子さんが「できない子」から「頑張る子」と見え方が変わってきます。
見守るお父さんお母さんの心にもゆとりが生まれ、それがお子さんにも伝わります。
③第一声で、まずは子どもの行動を受け取るメッセージを
「OK」「ここがいいね」「頑張ってるね」
など肯定的な言葉から、会話をスタートします。
ダメ出しから入らないことで、その後の会話の質が前向きに変化します。
まとめ
親御さんの愛情、安心感に包まれて、子どもたちは何度もチャレンジを繰り返せるようになります。
コーチングの関わりで、意欲と能力をさらに引き出しましょう。