何かが出来たら認めてあげる。
これを条件付き承認と言います。
親の皆さんに持っていただきたいスタンスは、無条件承認。
つまり 結果に関わらず認めてあげる。ありのままを認める。というスタンスからくる存在承認です。
子どもにとって教師や親の承認は 愛です。
ですから、「何かが出来たら認めてもらえる」という感覚は、
「何かが出来る自分は愛され、出来ない自分は愛されない」に等しいのです。
たくさんほめていても、条件付き承認に偏っていては子どもの成長を後押しできません。
「どんな自分であっても愛される」
「世界中の人が自分を否定しても親だけは自分を愛し、自分の存在を認めてくれる」という実感がお子さんには必要です。
この無条件に愛されるという実感が、自己肯定感を高めます。
自己肯定感の高さは障害にぶつかったり失敗したりした時に立ち直る力=リジリエンス(心の回復力)にもつながります。
「愛しているよ」「大好きだよ」「大切だよ」
そんな言葉でぜひお子さんへ無条件承認を届けてください。