お子さんが何か良くないことをやってしまい、叱らなければいけない場面で
・素直に謝らない
・言い訳する
・逆ギレする
・口先だけ謝ってその場を終わろうとする
などの行動がみられることがありますね。
こんなときに親が避けたい行動をご紹介します
1. 無理やり謝罪や反省の言葉を言わせること
子どもから謝罪や反省の言葉がすぐにでてこないと、
親は怒りの感情から反射的な対応をしてしまいがちです。
その際に「ごめんなさい」を言わせることがゴールになると
子どもは反省が不十分なままに、行動を強制されることへの反発心が膨らみます。
そこで「お子さんの心で起こっていることを観察する」ことをおすすめします。
謝らない、言い訳、逃避などの行為は怒られる、責められることへの自己防衛です。
しかし、心の奥底には「やってしまった」という申し訳なさ、反省の心が確かにあります。
お子さんが自己防衛の鎧をおろして、反省の気持ちとじっくり向き合えるよう、
親も根気強く向き合う必要があります。
2. 今後の行動や約束を一方的に決めること
「今度からはこうしなさい」
「ああするべきだったのよ」
と、親が決めて言ってしまうことは簡単です。
ですが、人から言われたことよりも自分で考えて決めたことの方が実行に移しやすいものです。
「ああするべきだったのよ」
→どうするべきだった?
「今度からこうしなさい」
→次からはどうする?
このように、指示を質問に変えましょう。
自分のこと、周りのことを客観的に考える機会を設けてあげてください。
まとめ
良くないことは良くないこととして教えるのはとても大事なことです。
その上で お父さん・お母さんがいつもお子さんの味方であることを、
ぜひ一緒に伝えてあげてくださいね。