息子は受験生ですがやる気がなく、いつも机の上もごちゃごちゃで勉強している様子がありません。
私もつい「こんな点数では〇〇高校は無理よ」
「テストで点数が悪かったらゲーム捨てるよ」
など言ってしまいます。
どうすれば本人がやる気を出してくれるでしょうか。
-中学3年生のお母様より
「どうすれば子どもが自ら進んでやるようになるのか」というのは、
多くの親御さんにとって共通の悩みですね。
まずは
「勉強させよう」
「ゲームをやめさせよう」
「片付けさせよう」
これらの「~させる」という関わりをやめることです。
「~させよう」とすると反発を生む
子どもは本来「自ら育とうとする生き物」ですが、
反対に、何かをやらされることや親にコントロールされることに
強い抵抗感、反発心がうまれます。
自分で判断し 自分で行動を選んで、自分でやりたいのです。
これらが満たされている状態で、ようやくやる気がでてくるのです。
コーチングをベースにした声かけ
「こんな点数じゃ合格できないわ」ではなく、例えばコーチングではこんな声かけをします。
- 受験についてどう考えてる?
- 〇〇高校に合格できる自信はどのくらい?
- 何があれば合格できるだろう?
どうぞお子さんの主体性を信頼して、思い切ってコントロールを手放してください。
「~させる」を手放して起こること
コントロールを手放して、
子どもが自分で考え、自分で答えて、
自分で意思決定、行動選択をする機会を増やします。
そうすると、
「誰かに指示される前に、自分で必要なことは自分で気づき、自らやる」
この流れが当たり前になっていきます。
まとめ
家庭教育ではお子さんの自立性、主体性をどれだけ引き出せるか、がポイントです。
親があれこれ言う必要がなくなれば、子育てもぐっと楽になります。
お子さんの自立を支援する声かけをぜひ増やしてみてください。