本日はお子さんがリラックスして話せる環境をつくるための
二つのコミュニケーションを紹介します。
・お子さんに何か大切なことを伝えたい
・お子さんの行動や意欲を引き出したい
そんなときには、この聴き方・話し方がとても重要です。
「やらなかったら〇〇になるよ」→「これをやったら〇〇になるよ」
マイナスの仮定で行動を急きたてるよりは、プラスの仮定でイメージを膨らませて
本人のやりたい意欲を引き出してあげましょう。
「このままじゃ〇〇になるよ」という言い方は、
「今のあなたではダメ」という否定の意味合いを、子どもが強く受け取ります。
「こうしたら〇〇できるね」という言い方では、
「あなたにはできると信じてるよ」「応援してるよ」というメッセージも同時に伝わるので、
お子さんのやる気もアップします。
納得できないことを子どもがいった場合にも、すぐ反論や否定をせずに、一度「そうか」と受けとる
まずは子どもの話したことを受けとります。
お子さんは自分の話したことを ちゃんと受けとってもらえると、
「言ってよかった」「話していいんだ」という安心感を得ます。
その後の親の話を 聴く耳も開いて、アドバイスやリクエストを受けとりやすくなります。
逆に話してすぐに否定をされてしまうと、
「もう話さないでおこう」「分かってくれない」「話してもいいことはない」
と学んでしまい、その後の建設的なコミュニケーションが進みません。
ご家庭でお子さんがリラックスしながら話せる場をつくってあげることで、
お子さんの
・目標の明確化
・課題への解決策の具体化
・行動への意欲の増加
など 様々な効果が生まれます。
親御さんの聴き方と話し方で、ぜひサポートしてあげてください。