年齢が上がるにつれて、ただ注意したり叱っても
行動が改善されなかったり、素直に受けとってもらえなかったり…
伝え方が難しくなっていきますね。
そこで 、叱りの背景にある愛情を、お子さんが実感できているか?
をポイントにおきながら 次のことを試してみてください。
叱る意図を言葉で伝える
「とにかくダメなものはダメ」で終わらないで、なぜ改善してほしいのかを具体的に言葉にします。
まだ言っても分からないだろうと過小評価せず、幼い内からでもきちんと説明していきましょう。
整理整頓ができない子には、
「自己管理ができるようになったら、きっと将来あなたのためになると思うの」
宿題への取り組み方が煩雑であれば、
「毎日丁寧に取り組んでいけば、実力が伸びて できることが増えていくよ」
など 叱る意図を説明しましょう。
言いたくない言葉や言うべきでない言葉が衝動的に口から出たときは、感情が落ち着いてから謝る
親も完璧ではありませんから、この言い方ではないけないと分かりつつ、言ってしまうこともあります。
そんなときは
「さっきは感情的になって言い方を間違えてしまったよ、ごめんね」
と伝えてフォローを入れましょう。
この一言があるだけでも、お子さんの受けとり方は大きく変わります。
叱りながら愛情が伝われば、叱った後にお子さんも親御さんも、
気持ちよく会話を終われます。
お子さんもしっかりと自分を省みることができるようになって、
ただ否定するだけでなく、教育的な効果がある叱り方になりますよ。
ぜひ試してみてくださいね。