コラムで学ぶ

コーチ体験記 おもちゃをめぐるお友達とのトラブル

コラムで学ぶ パパママ・コーチ体験記

こんにちは、コーチの山本です。

親の話を「聴く耳持たず」状態になったお子さんとのコミュニケーションに

困った経験をお持ちではないでしょうか?

年少の娘との最近あったエピソードをシェアします。

お友達とのけんか

保育園に通っている娘が、

「Aちゃんに、もう嫌い、あっち行ってって言われた」

というようなことを、家でよく言うようになりました。

私「Aちゃんと何かあったの?」

娘「水色のフラフープをとられそうになったから逃げたら、嫌いって言われた」

私「そうなんだ」

お友達と使いたいおもちゃの共有や、

貸し借りがまだスムーズにいかない年齢なので、

そんなことが起こっても自然なことだろうな、と思いました。

私「Aちゃんはフラフープを貸してほしかったんじゃない?」

娘「でも〇〇(自分)がまだ使ってたもん」

私「そっか、まだ使いたかったんだ」

私「〇〇もAちゃんも、仲良く一緒に使うにはどうしたらいいかな」

娘「Aちゃんが使わなかったらいい」

娘「Aちゃんに諦めてもらう」

このモードに入っているときの娘に

いくら正論を説いても聴く耳持たず、です。

そこで「〇〇は水色のフラフープが好きなんだね」とだけ言いました。

すると、「ピンクと水色があるけど、みんな水色の方が好きなの」と娘。

私「そうなんだ」

娘「早くお給食たべないと誰かにとられちゃうの」

私「人気なんだね」

娘「〇〇も水色のフラフープが好きなの」

私「そっかぁ」

と話して、そこで一旦この話は終わりました。

「聴く耳」があるかを確認する

寝る前に、娘が落ち着いている様子をみて、

「ママ、ちょっと大事なお話ししてもいい?」と確認しました。

「いいよ」と言ってくれたので、

「ママは〇〇にお友達と仲良く遊んでほしいなって思ってる」

「お友達がおもちゃを貸してほしいって言ってきたときは、

貸してあげて、順番に使ったらいいと思う。

どうしてもまだ使い続けたかったら、

“あと1回使うから待って”とかお願いすることもできるよ。」

と話しました。

娘は「うん」とだけ言ったので、

後は自分でゆっくり咀嚼してくれたらいいなと思って、

「聞いてくれてありがとう」

と言って終わりました。

まとめ

「聴く耳持たず」で、親の話が入らないときには

・気持ちを受けとることに徹する

・子どもの「聴く耳」があるタイミングを見極める

・大事な話を始めることに同意をとる

まだまだトラブルも多いと思いますし、

娘がお友達を傷つけるようなことをしていないか、

ハラハラする気持ちもありますが、

こんなコミュニケーションの工夫で乗り越えていきたいと思います。

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