みなさんはお子さんを普段どんな風に承認していますか?
今日は二つの承認方法をご紹介します。
成果承認
成果について承認することを成果承認といいます。
たとえばこんな声かけのことを指します。
・目標点数とれてすごいね!
・ちゃんと時間に間に合って偉いね
・ピアノの課題曲、上手に弾けていたよ
・県大会で2位になれたね。立派だったよ
成果を承認してもらえるのは、とても嬉しいものです。
しかし、成果に焦点をあてた承認だけを送り続けるのは危険です。
・努力せずとも成果だけが出ればいいと考える
・成果を出すのが難しそうなことは早々に諦める
・成果を出せない自分は価値がないと考える
そんな行動や思考を強化しかねません。
行動承認
一方、行動承認という承認の仕方があります。
・集中していたね
・毎日練習を続けているんだね
・諦めずにチャレンジしてみたんだね
・1時間机に向かってたね
成果が出る、出ないに関わらず、
過程に焦点をあてて届ける承認です。
お子さんの粘り強さや努力を支えられるような行動承認を、
ぜひご家族のコミュニケーションの中で積極的に届けてあげてくださいね。