自分のダメなところ、過去の失敗、暗い将来…
それらにじっくりと向き合うことにも意義はありますが、日常のやる気を引き出すのはやはり 前向きな会話です。
お子さんが、自分の良いところ、過去の成功、明るい未来を考え、気持ちが明るく、軽く、前向きになるような質問をしてみましょう。
意欲の湧いてくる質問例
たとえばこんな質問の言い換えができます 。
・こんな成績でA高校を受けたらどうなる?
→毎日30分延長して勉強したらどうなるかな?
暗い未来を提示して不安や恐怖心を煽り、行動を促すよりは、手に入ると嬉しい、ワクワクする未来へ想像が膨らむような質問をしてあげましょう。
・今、どうすべきなの?
→どうしたい?
「どうすべき?」と聞くのは「正しい答え」「お利口さんの答え」を言わせる質問です。
「こうしなければ」はお子さんも分かっているはずですから、それを改めて言わされるのは苦痛に感じます。
一方、「どうしたい?」という質問は、お子さんの気持ちに興味を持ち、それを尊重しようとする姿勢を感じます。
お子さんは親の愛情・信頼・尊重を感じとり、素直に心を開いて気持ちを話しやすくなります。
まとめ
お子さんのやる気や意欲、自主性を引き出す質問をご家庭の会話で自然と使えるように、こんな言葉の変換を参考にされてみてくださいね。