こんにちは。
パパママ・コーチングトレーナーの大村道子です。
「パパ・ママコーチング」の基本スキルの中に「傾聴」というものがあります。
お父さんお母さんだったら、自分の話をどのように聴いてもらいたいですか?
話している内容を相手が遮ったり、判断されたりするとどんな気持ちになるでしょう。
きっと、次からあまり話したくない気持ちになりますよね。
話を聞きながら「自分だったら・・」と意識を奪われ、話に集中していなかったり、
解決法を考えて判断したりしていると、
お子さんの話したいエネルギーも、話すことへの集中力も低下します。
お子さんの話を聴くとき、言葉と心情まで汲み取り一緒にいる感覚を持ってみてください。
お子さんの話に、たとえ覇気がなかったり言葉に詰まったりしても
「そう思ったんだね」と受け止めてあげましょう。
実際にかけてあげたい言葉を書き出してみるのもお勧めです。
例えば、
「どうしてわからないの!」
→「どの部分がわからない?」
「何回も言っているじゃない」
→「どうしたらお話がきけるかな」
など言葉の伝え方の変換をしておくのです。
そんなコミュニケーションで
お子さんは誰かに自分の話を聴いてもらうと、とっても幸せなんだと知ります。
お父さんお母さんの聴き方を学んだお子さんは、人の話を聴く力が育ちます。
お父さんお母さんがお子さんに対してとる心の姿勢は、
お子さんの対人関係にそっくりそのまま継承されます。
パパママ・コーチングによる関わりの一場面を
ご家庭でのサポートのヒントにしていただければ幸いです。