コラムで学ぶ

トレーナー体験記 失敗にとらわれた親子とのコーチングセッション

コラムで学ぶ トレーナー体験記

パパママ・コーチングで親子が得たもの

お母さんとはどちらかというとガス抜きのような面談でしたが、

お母さん自身が、M君をもっともっと褒めてあげたい、

そんな想いを持っていることも伝わってきました。

ちょっとしたことでも承認をしていく、

感情的に評価をぶつける怒りではなく

意図がきちんと伝わるような叱りをしていく

そんなことを確認するセッションを繰り返しました。

そして、M君との面談では、毎週のM君のプロセスを承認していく…

お母さんとM君と共にそんな日々を過ごしていきました。

1年半後…入会時はとてもじゃないけど無理だった、第一志望校に見事合格することができました。

合格したことももちろん嬉しかったのですが、何よりも嬉しかったのは、その後のお母さんとM君との関わりが大きく変わったことが、お母さんからの感謝の手紙で知れたことです。

以下、手紙抜粋-

その当時、私は過去ばかりみていました。

子どもの未来をなくしてしまっていたのは、私自身だったことに気付いたときはショックでしたが、

未来は変え放題」という言葉に勇気をもらって、この1年半頑張ってきました。

おかげで、子どもとは以前とは違う前向きな会話が増えました。

ついつい、怒ってしまうこともありますが、怒っているなと後からでも思えるだけで、私自身も救われました。

本当に出会っていただいてありがとうございます。

その当時の体験は今でも私の励みになっていますし、そんな学びをくれたお母さんとM君に私も感謝しています。

未来に向かって困難を乗り越える力を育もう

「失敗」という概念はなく、

「やり方が違った」という学び、気づきがそこにあるだけ、と捉えれば、きっとお子さんへの質問も変わります。

そんな質問が当たり前になれば、子どもたちもこの先、もし失敗しても

「あ、やり方を変えればいいんだ」

「次はどうやってみようかな」と、考えられるようになります。

そして、そうやって試行錯誤した結果がうまくいったとき、子どもたちにも自信が生まれて、また頑張ろうと思えますよね。

私たちは未来を創る仕事をしています。

子どもたちや保護者が未来を向けるようになるために、パパママ・コーチングは非常に有効です。

これからもコーチングスキルを磨いて、子どもたちとその保護者の未来を創っていきます。

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