ご家庭でお子さんとの会話で大切にされていることは何ですか?
お子さんの生活態度や言動が望ましくないと感じたとき
親はつい「分かってくれるようにちゃんと言おう」
「教えてあげなきゃ」としがちです。
ですが、大切なのは、
いかに上手に話すかではなく、
いかに聴くか(=傾聴)です。
傾聴の効果
「思い悩んでいたけれど、今日はたくさん話を聞いてもらってすっきりした。
なんだか気持ちが明るくなってきた。
よし!明日からもがんばっていこう。」
誰かと話をした後、アドバイスをもらったからではなく、
ご自身がお話しされたことから、
このようなお気持ちになられたことがおありではないでしょうか。
今、わが子の抱えているものは何だろうか?
この子の不安は?
この子のイライラはどこからきてるんだろう?
本当はどうしたいんだろう?
そんなことを知りたい、という興味からお子さんのお話を聴いてあげてください。
提案や指摘はお子さんの話を受けとったあとで
何かお子さんに言葉をかけたくなった時、
提案、リクエスト、アドバイス、指摘などをする前に一呼吸。
まずは、お子さんが抱えているものを受けとることに徹しましょう。
そうすればお子さんの心にスぺースができて、
今度は親御さんのお話しを受けとれるようになります。
その時にこそ親御さんのお話が届きやすいのです。
見守る存在でいること
子どもは見守ってくれる存在に心を開いて、
本音をぽろっと話せます。
そして、そんな会話をきっかけに状況が好転していくようになるのです。
もし、お子さんのご様子に気になられることがおありでしたら、
最愛のわが子の抱えるものを受け取るつもりで
お子さんの話を聴くことからはじめてみませんか。
お父さんお母さんに大切に見守ってもらえることで
お子さんは自分で自分の行動を改めれるようになります。