子どもは、自分の行動がつくった結果から学ぶ力があります。
何か良くないことをやらかしたときにも
「やっちゃったな」と申し訳なくなったり
「このままではだめだ」と反省したり
「次こそがんばる!」と気持ちを改めることができます。
そこで 子どもが何か失敗を経験したときに、親御さんには
次の対応をおすすめします。
反省の言葉を言わせることをゴールとしない
「ごめんなさい」「もうしません」という言葉を無理やり言わせることができても、
お子さんが本当に次から問題行動を改善していけるとは限りません。
お子さんが内省して、本当にしっかりと問題と向き合えているか、を重要視したサポートを目指しましょう。
言葉に表れていない感情をキャッチする
「どうすればよかったかな?」「どんな気持ち?」など質問して
すぐにお子さんから反省や改善に関する言葉がでてこなくても、
気まずそうにしていたり、空元気でごまかそうとしていたり…
何かいつもと違う様子を感じとれるはずです。
なので、そんなときは
「〇〇が本当はこういう気持ちなんだって思ってるよ」
「待っているから話せるようになったら教えてね」
と伝えて 待ってあげることも有効です。
気持ちが落ち着けば、お子さんは素直に自分の反省の心と向き合えるようになります。
そのタイミングを見計らってまたきちんと話し合いをする、ということもできます。
行動改善への気づきを促す質問
お子さんが行動改善に意欲をもって取り組めるように、
こんな言葉の言い換えでサポートしてあげましょう。
・今度こんなことしたら、どうなるか分かってる?
→上手くいくために、次からはどうする?
・次こそ絶対に同じことをしてはいけないよ
→思うようにできそうにない時にお父さん、お母さんは何か助けられることがある?
まとめ
良くないことは良くないこととして教えてあげるのは、とても大事なことです。
その上で お父さん・お母さんが、
お子さんには行動を改善していける力がある、と信じていることを
ぜひ一緒に伝えてあげてくださいね。