パパママ・コーチングでは、親の役割を次のように定義しています。
・子どもの「個」としての自立を支援すること
・子どもの幸福の邪魔をしないで、自分の幸福を追求すること
親の本当の役割
親にとって、子どもの幸福は何にも代えがたい幸福です。
いつか親の元を離れて一人で歩んでいく我が子に、
どうか幸福な人生を歩んでほしい、と願うことは
自然なことだと思います。
しかし、子どもの幸福のために、自分を犠牲にしている自分に気づいたら、
「子ども命!」の思考だけに集中している自分に気づいたら、
どうか少し立ち止まってください。
そして、お父さんお母さん自身の幸福を追求してください。
子どもの自立
お父さんお母さんが自分自身の幸福を追求するのは、
子どもの自立のためでもあります。
自立の進まないお子さんの親御さんを拝見すると、
「この子には私がついていなければダメ」と
お子さんに代わって、お父さんお母さんが一生懸命に行動されています。
しかしこれではお子さんの自立が一向に進まないのは明らかです。
気づかないうちに、お子さんとの関係に親御さんが依存している、というケースもあるのです。
子どもは親が自分の人生を生きていれば、
安心して親の元から巣立っていくことができます。
お子さんとは無関係な、自分のための幸福な時間もぜひ楽しんでください。
そうしてお父さん、お母さんが自分の人生に幸せを感じながら生きている様子は、
お子さんに必ずプラスの影響を与えます。
まとめ
「我が子が全て」の自分に気づいたら、少しその力をゆるめてみる。
そして、好きなことや楽しいと感じるものに触れて、自分の幸せな時間を味わってみてくださいね。
お仕事、家事、子育てと本当に毎日お忙しくされていることと思います。
どうぞお子さんと同じように、ご自身のことも大切に労わっていただければ幸いです。