子どもたちが勉強や習い事の練習などに やる気が出ず、なまけているような時。
どんな言葉をかけてもらったら、やる気を出して頑張ろうという意欲が湧くでしょうか。
・遊んでいてはダメ
・頑張らないといけないよ
・ダラダラしないで
行動を促そうと、こんな言葉が使われがちですが、「~してはダメ」という禁止の言葉で なかなか人は動きません。
ストレートな言葉が心に届く
そこで意識したいのが「やってほしいことをストレートに届ける」ということです。
・時間だよ。ゲームをやめよう
・〇時に勉強を始めてね
・いつ遊びを切り上げるか決めて
端的な言葉で、リクエストを繰り返します。
「そんなことじゃまた成績が下がるわよ」
「このままでいいと思ってるの?」
といったような、婉曲な表現を付け加えるのは、リクエストが届くのを阻害するので避けましょう。
前向きなリクエストを中心に声かけを
子どもたちは心のうちに、伸びていきたいという成長欲求を必ず持っています。
「~してはダメ」を手放して、「~しよう」という言葉で前向きなリクエストを伝えていきましょう。
そして、言わなくても自分で行動ができた日がきたときには、しっかりと承認しましょう。
「子どもは育とうとする生き物」であることを信じて向き合い続ければ、徐々に叱りの必要もなくなっていきます。