指示・管理型の子育ての弊害
「言われたとおりにやる」子。
素直で柔軟でお利口な子…と、良いイメージに聞こえるでしょうか。
しかし、「言われたらやる子」「言われたとおりにだけやる子」と書くといかがでしょうか。
指示・命令・管理・操作型の関わり中心で育ったお子さんは、依存と他責の傾向を強めます。「言われたらやる」、「言われたとおりにだけやる」子になりかねません。
そして親は、子どもが自分で伸びようとする機会と意欲を奪っていることに無自覚のまま、「見守る時期はいつになったらやってくるのだろうか…」と悩みながらも、さらに指示、命令、管理を続けることになるのです。
親の役割は子どもの自立を支援すること
日本の経済、さらには世界の経済は長期の低迷状態に入っています。
正解のない社会で、誰かに言われたとおりにやっていく力だけでは、当然太刀打ちできません。
では、指示・命令・管理・操作型の指導を手放した後、どう関わればよいのでしょうか?
そのヒントが、パパママ・コーチングの中にあります。
お子さんは、自立と依存の間を生きています。
パパママ・コーチングの姿勢で関わることによって、お子さんが自由と自己責任のもと、自分で自分の行動を選択する人生を支援しましょう。